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シャンバラまつり2023で学んだ3つのこと Shambhala In Your Heart

wataru

Shambhalaが魅力的すぎて

心も体も全部持っていかれ

「ちゃんと生きる」

っていうのがどういうことか

を真剣に考えさせられたお祭り

 

2023年タイのチェンダーオ(Chiang Dao)で開催された最高すぎる野外フェス(お祭り?)シャンバラまつり(Shambhala In Your Heart)で学んだ3つのことと感想を共有させていただきます。

 

 

結論、私の人生史上最も多くの「気づき」を得られたイベントになりました。

 

そしてシンプルに、こんなに楽しく、こんなに幸せを共有できるお祭りに、これまで参加したことがありません。

 

旅を続けていると「あ、これは人生に大きな影響を与えるな」と強く直感する出来事が稀にあります。今回のシャンバラまつりは確実にベスト3に入る衝撃を受けました。

 

 

そういう体験って、探すというより『出会ってしまった』という感覚に近いかもしれません。むしろ心も体も全部持っていかれて、もうShambhalaのことで頭がいっぱいなんですね。

 

それくらい魅了されました。こんな素敵なイベントを残してくださった先輩方、本当にありがとうございます。

 

シャンバラで出会った人々から聞いた話をもとに、この奇跡のようなイベントの魅力をお伝えさせていただければと思います。

 

01.ここは本質を磨く場所

「ここは自分の世界観を表現して、共感した人が買ってくれるから素敵だね」と友達のKくんに言うと、彼は「ここは本質を磨く場所だからね」と。

 

僕はKくんの言葉にハッとしました。

 

マーケティングがどうとか、戦略がどうとか、市場がどうとか、そういう「マーケットイン的な思考」ではなく「自分の世界観(使命や信念)」をしっかりと表現した結果として商品サービスができ、それに共感した人々が喜んで購入する。

 

いつもはアクセサリーや洋服をほとんど買わない私も

 

直感でMさん(アクセサリーを作る職人さん)の作るネックレスを買わせていただき、買った後にその作品の意味を伺うと今の自分の課題にピッタリとあっていたり

 

世界観に強く共感したYさんにその場でデザインして洋服を作ってもらったり

 

一般的な消費や機能面での比較とは違った「自分らしさ」を基準に買い物ができるのも、シャンバラの1つの魅力。これが本来の「ビジネスの姿」なのではないでしょうか。

 

 

「自分の本質とは何か?」「どうすれば表現できるのか?」「どうすれば伝わるのか?」を、意識していなくとも無意識で問いながら、それぞれのお店が、それぞれの個人が、本質的なコンテンツを作っていると感じました。

 

もう1つ、チェンマイで出会った素敵なお二人から聞いた話。

 

ひとりはパフォーマーさんで、もう一人はアクセサリーの職人さんです。

 

彼らは「パーイ(チェンマイの北にあるバックパッカーの楽園と言われる場所)」通っているらしく、その理由を伺うと「例えば自分が作った石のアクセサリーが自然と選ばれるから」と。

会社を経営しているとどうしてもビジネス視点でものを見てしまうのですが、僕は彼らがパーイへ行く理由を聞いてハッとしました。

 

例えばニューヨークのブランディング会社も言っていますが、今これからは「世界観や価値観など目に見えない、比較できない視点」で選ぶ人が増えている時代だと言えます。(機能面では差別化できない時代とも言える)

 

彼らにとっては自分らしくビジネスができる(ビジネスという言葉は適切ではないかもしれないが)場所であり、その世界観に共感する人々が世界には必ずいるという素敵な気づきを与えていただきました。

 

そんな彼が言っていた「旅人の考え方」もまた印象に残っていて「その場で自分ができることをやるだけ」と。

 

例えば、マジックができる人はマジックで、歌える人は歌で、踊れる人は踊りで、他にもカメラ、文章、裏方、楽器、会話、料理、注文、etcなんでもOK

 

 

シャンバラまつりでは、そうやって「その場で自分ができることやる」というスタイルの方を非常に多く見ることができます。(もちろん日陰でゆっくり見ているだけでもとっても楽しめますよ^^)

 

これこそ「自分の本質を問うこと」であり「最高のマーケティング」

 

その本質を追求した先に「自分の魅力が一番発揮されることってなに?」「自分が自然と向かってしまう方向ってどこ?」「自分の本当の価値ってなに?」の答えに各々が気づくのではないかと思います。

 

人生の方向に迷っていたり、立ち上げるビジネスのテーマで迷っている人ほど、Shambhala In Your Heartを体験してみてください。

 

02.本物の仲間と出会い繋がれる場所

これはシャンバラまつりに限った話ではありませんが、タイ全体が、特にチェンマイは本当に出会いが豊かな場所だなっていつも感じています。

 

シャンバラ2023でも、素敵な出会いがたくさんありました。

 

お仕事以外で、最近はどんな出会いがありましたか?

 

私は今回のシャンバラまつりで、シンプルに仲良くなって一緒に遊んだり、なんだかんだ長い付き合いになったり、一緒にビジネスを始めてみたりと、深い付き合いになりそうな予感満載の素敵な出会いをたくさん体験することができました。

 

シャンバラまつりは「独自の世界観」で運営されていますので、似ている世界観に共鳴した人々が集まっていることから、自然と「気が合いやすい」と言えます。

 

日本では「生きづらさ」「孤独」を感じている人も、シャンバラに参加してみて「あ、自分と似てる人たくさんいるじゃん世界中に」と気づいて安心するのではないでしょうか。

 

 

私は今回のシャンバラが初参加でしたが、シャンバラに来てみて「なんとも言い表せない安心感と繋がり」を感じることができました。

 

これはシャンバラで出会った方(プーケット在住)が仰っていたのですが

 

「ここは風の時代に乗った人しか来ることができない場所。みんなが先生」

 

 

また別の人は

 

「昔はもっとヒッピー的だったの。今は西洋人の方々にも広まって、世界的なおまつりになっちゃわね」

 

本当にすごいですよ。日本人とタイ人が始めたお祭り(野外フェス)が、世界に広まって、これほど世界中の人々を魅了しているなんて。

 

そして、世界中の人々と繋がって、喜びを共有して、お互いに表現し合って、これほど他者との繋がりを感じられるイベントは、私は他に知りません。

 

他にも、シャンバラまつりで本当の意味で繋がりを作れるのには、3つ理由があると思います。

 

①自然と心が開く場所

②元気と笑顔いっぱいで挨拶

③臆することなく自分の世界観を表現(参加)

 

 

チェンダーオにあるシャンバラ会場に着くと、なんというか、独特の雰囲気を感じるんですね。

 

他と比べようがない独特の気配があり、強いて言えばデンマークのコペンハーゲンにある「クリスチャニア(ヒッピー達が作った自治区)」の空気感と近いものを感じます。

 

その場が持つ自然のエネルギーを感じて、自然と緊張がほぐれ、心が開くのかもしれません。

 

そして、これはタイ全体にも言えることですが、やっぱり笑顔と元気が多い。

 

例えばお店で買い物する時、同じワークショップに参加した時、ライブでたまたま近くにいた時、すれ違った時、あらゆるタイミングで「笑顔で声掛け」が生まれているんですね。

 

自然と会話になりますし、そこから仲良くなることも少なくありません。相手が日本人でもタイ人でも西洋人でも同じです。

 

例えば僕がよく通っているチェンマイのカフェでは、お兄さんが笑顔で話しかけてくれながら、美味しいコーヒーを淹れてくれるんですね。

 

何回も通うとかなり仲良くなったのですが、なんとその彼がシャンバラのステージで最高のライブをしていて「え、あのカフェの人やん!」ってなったりとか

 

 

シャンバラですれ違って話して仲良くなった人と、たまたまチェンマイで再開して食事したり。

 

普通に挨拶して、普通に話して、普通に仲良くなって、普通に一緒に遊んで…きっとこれは人として普通のことなのだろうと思いますが、僕はこの感覚を長い間忘れていた気がします。

 

しかもパリピ的なノリの人々、と言うよりも、どちらかといえば内向的な、コミュニケーションが得意ではない僕のようなタイプの人間でも、自然と仲良くなれてしまうような空気感があります。

 

そして自分の世界観を臆することなく表現している人が多いと、自分も「表現したい」「表現しても良いんだ」ということになりやすいですし、その流れで「自分がやりたいことってなんだろう?」等の問いが生まれるかもしれません。

 

いずれも自分も「本心」のようなものを話すことができるシチュエーションが多く、それが関係性を深めるのに役立っていると感じました。

 

ビジネス的な損得は無視して、やっぱり同じ世界観に共鳴する人たちと出会える体験は、本当に嬉しいものですね。来年またShambhalaで彼らに会えると思うと、それだけで1年間がんばれますね。

 

 

 

 

03.いまこの瞬間に生きる喜びを分かち合える

ビジネスを追求すると「幸福ってなんだろう?」という問いにぶつかります。

 

各々答えがあり、決まった1つの答えはありません。

 

しかし「未来の不安」や「過去の後悔」とは違った場所に幸福があるのはたしか。

 

じゃあどこにあるのか?

 

その1つのヒントが「いまこの瞬間を生きる」とか「没頭する」とか「ゾーンに入る」にあるのではないかと思います。いまこの瞬間の幸福に気づいて、没頭して味わうこと。それが仲間と一緒ならさらに最高。(逆に目の前の「不幸(嫌な状況)」を緩和するには抽象度を上げて俯瞰して見る)

 

シャンバラまつりではたくさんのワークショップが開かれています。

 

例えば、みんなでパーカッションを叩いて楽しむドラムセッションとか、ヨガセッションとか。どれも「参加することの大切さ」を実感できます。

 

例えばドラムセッションなんて本当に最高です。バンドをやっている人なら分かるかもしれませんが、言葉が通じなくとも、あの「一体感」はぜひ一度体験してみる価値がありますよね。

 

そして、ワークショップの主催者さんから「参加することに意味があるんですよ♪」なんて元気なメッセージもたくさん飛び交っています。

 

本当に参加することに意味があるし、参加すると必ず何か大切な気づきを得られるんですね。

 

例えばみんなでヨガをしたり、何かを作ったり、

 

夜になればみんなでライブを観て、みんなで踊って歌って

 

 

なかなか言語化するのが難しいですが「共感して、繋がりを感じて、喜びを分かち合って、ただただこの瞬間を共に楽しんで、ああそうそうこの感じ」と思えるような素敵な時間です。

 

さらにもっと良いのは「わたしもこんな風に生きてみたい」と感じるような素敵な方々がたくさんいて、新しい目標を作ることもできます。

 

直感的に「これだ!」と衝撃を受けるような、あなたにピッタリのライフスタイルも見つかるかもしれません。

 

それで、その未来を実現するには「いま何をすべきか」が分かる。さらにいまこの瞬間に没頭して「ちゃんと生きる」を実践できるのではないでしょうか。

 

 

Shambhala In Your Heart

Shambhala In Your Heart(理想郷はあなたの心にある)が示す通り、理想郷はいつでもどこでも、あなたの心の中にある。だからいつでも再現できる。

 

シャンバラのテーマそのままかもしれませんが、実際に参加してみて本当にそう感じることができたんですね。

 

多くの人は、シャンバラまつりが終わったらいつもの住む場所へ帰ります。そこでは日常のお仕事や人間関係が待っていて、そこでどう生きるのかが問われますよね。

 

次のシャンバラまつりまでの1年間、日々をどう過ごすのか。どうすればちゃんと生きられるのか。

 

自分にとっての理想郷がはっきりしたおかげで「進みたい方向」と「避けたい方向」がハッキリしましたし、それを実現するためのアイデアもたくさん得ることができました。

 

同じ世界に向かって、共に進む仲間も作ることができました。あとは、日々の生活で1つ1つ実践していくだけ。

 

1年後のシャンバラでとても成長した状態でみんなと再開できて、さらに成長できる気づきを得て、また1年間ちゃんと生きて、また1年後にシャンバラで会って。

 

そうやって続いてくれたらなんと嬉しいことか。私も写真を撮ったり、文章を書いたり、仲間を連れて行ったり、楽器を演奏したり、自分ができることを続けて、少しでもShambhalaの一員になれれば最高に嬉しいですね。

 

 

旅はやっぱり良いですね

たまたま日本人として日本に生まれて、もちろん最高に感謝すべきことではあるのですが、その日本でなかなか理想郷を作ることができず、生きづらさを感じて苦しんでいる人も多いと思います。

 

私もその一人でしたので、自分にとって理想的な場所(拠点)を探すために、これまで色んな国に行ってきました。

 

ある日、デンマークのコペンハーゲンにある「クリスチャニア」という自治区を訪れたのですが、その時あまりにも感動して「もうこれ以上はないだろうな」と思ったんですね。なにせ3日間通って3日間とも泣きまくるくらい感動したので。

 

でも、探し続けると見つかるもんですね。

 

今回のシャンバラまつり2023は、全く知りませんでしたし、もちろん行く予定もありませんでした。

 

 

バンコクでたまたまノマドイベントを主催させていただいて、その準備の流れでそのままチェンマイに行って、たまたま気が合う人たちと出会って、会う人会う人に「シャンバラ行くの?」って聞かれて。

 

恥ずかしながら南さんのこともシャンバラのことも知りませんでしたが、その流れに従ってチェンダーオに行ってみて、シャンバラに参加してみて。

 

もともと1週間の予定が1か月の旅となりましたが、本当に本当に参加して良かったです。

 

 

シャンバラの運営者の方々も参加者の方々も、こんなに素敵なイベントを残してくれて、本当に感謝しかありません。

 

ありがとうございます。

来年またお会いできることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

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